「北区の逸品」和菓子の粋と真心を伝えます。



新商品のご案内
2021年3月から新発売
「王子界隈 栄一翁散歩もなか」です。


今、大河ドラマ「青天を衝け」の主人公、渋沢栄一翁です。
北区王子の飛鳥山に晩年30年間居住されており地元に縁深い偉人です。
「王子(おうじ)界隈(かいわい) 栄一(えいいち)翁(おう)散歩もなか」とは…
東京・北区王子にある「飛鳥山(あすかやま)公園」。
ここは、徳川八代将軍「吉宗」がソメイヨシノ等の桜を植樹し、庶民の憩(いこい)の
場(ば)として開放した桜の名所であり、日本で最初に「公園」となった場所です。
「近代日本経済の父」と言われた渋沢栄一翁は、飛鳥山から眼下に見渡す王子の地に日本初の「抄(しょう)紙工場(しこうじょう)」(後の「王子製紙」)を設立し、
ここ王子を近代産業地として発展させていきました。
明治10年にここに別荘を建て、晩年には、飛鳥山の別荘を本邸宅とし、諸外国との民間外交の場として晩香廬(ばんこうろ)・青(せい)淵(えん)文庫(ぶんこ)で交流・親交を深めながら、更なる産業・文化の発展につとめました。
庶民との交流も云うまでもなく、多岐にわたり、地域住民の声を聴き、尽力をつくして地域貢献にも心血を注ぎました。
諸外国からもグランド・オールド・マン(偉大なる老人)と称賛される人物・栄一翁ですが、実は無類の甘党だったそうです。
菓匠 明美の「飛鳥」・「飛鳥山 吉宗桜三昧」に続く、飛鳥山銘菓シリーズ第3
弾の「王子界隈 栄一翁散歩もなか」は、青天の下、束の間の時間を満喫すべく、一人のんびりと飛鳥山から下町散策に出た栄一翁に想いを馳(は)せてイメージを致しました。


化粧箱にはすごろくの遊び心も添えて拵(こしら)えました。
焦し(こがし)最中には、北海道産最高級小豆の風味豊かな潰し餡(つぶしあん)入り、
白最中(裏焦(うらこが)し)は、飛鳥山の桜に因(ちな)んだ特製桜餡入り、
「グランド・オールド・マン」のシルエットは天然色素の緑(みどり)で渋沢カラー
(家紋の柏葉(かしわのは)に因(ちな)み)です。
是非、お土産・茶菓子としてご賞味下さいませ。
渋沢栄一翁と深い縁(ゆかり)のあるこの街で、栄一翁の足跡(そくせき)をたどりなが
ら、北区飛鳥山・王子界隈の散策をお楽しみ下さい。
<アクセス>都電荒川線「梶原」電停下車2分 梶原銀座入口